KIKUSUI TECHNOLOGY

直打連続生産システム

長年<粉体圧縮技術>を培ってきた菊水製作所は、次のステージとして、<工程圧縮>をご提案します。
近年、医薬品製造業界における連続生産の効用は大きく、様々なシステムが求められています。その中には複雑な機器構成を持つものも多く、リスクの分散や少量多品種を主とするユーザーへの対応など、日本の生産状況に適合するためには、まだまだ課題は多いのが現状です。

その中で菊水製作所は、確実な<工程圧縮>が可能となり、生産時間短縮・コスト削減などを実現する、経営者目線から考えられた 次世代連続生産システム <PTOLEMY SYSTEM>を構築しました。

PTOLEMY SYSTEMは、定量フィーダ(POLARIS)、連続混合装置(CRATER・ARIES)、NIR測定排除ユニット(SPICA)、供給された粉末を成形する打錠機、整列状態の搬送錠剤を連続的に検査できる錠剤整列搬送装置(AURIGA)を一体化させたシステムです。\n定量フィーダ(POLARIS) は、各粉末を安定供給し、プレフィーダを使用して追加投入が可能です。

連続混合装置(CRATER・ARIES)は垂直混合Ⅰ、水平混合、垂直混合Ⅱを組み合わせて使用することにより、主薬の混合度を良くしています。そして混合する粉末に合わせた混合機の自由な組み合わせにより省スペース化を実現します。

NIR測定排除ユニット(SPICA) は連続的な全数モニタリングを行い20g程度の混合粉末毎の少量排除が可能です。

全体システムでは、定量フィーダ、連続混合装置、NIR測定排除ユニットが全て連動しており、最終混合末量に合わせての打錠が可能になっています。(回転盤回転数の自動調整) 
また、錠剤整列搬送装置AURIGAは、打錠機と連結し、同期して、1錠ずつ順番・表裏・位置関係を維持したまま搬送し、 整列状態の搬送錠剤を連続的に検査できる装置です。
大幅な<工程圧縮>を実現する菊水製作所の次世代連続生産システム<PTOLEMY SYSTEM>をぜひご体感ください。