CRUX15S
(強圧竪型成形機)
(強圧竪型成形機)
産業機械とエンターテインメント性の融合
テーマパークで打錠工程を”遊べる体験”へ
![]() CRUX15S テーマパーク仕様 |
![]() ワークショップにて打錠する巨大ラムネ |
開発に至ったきっかけ
ものづくりが体感できるよみうりランド様の遊園地エリア「グッジョバ!!」。そのなかで大正製薬様とコラボする「SPACE factory」が企画され、お薬づくりの疑似体験ができるワークショップとして、「お子様が操作して直径5cmの巨大ラムネを作る打錠機を開発したい」というご相談あり、本プロジェクトがスタートしました。
直径5cmのラムネという見た目のインパクトだけではなく、”おいしく、かつ割れずに自宅まで持ち帰れるラムネ”を実現する必要があり、また、産業用機械をメインに作ってきた菊水製作所にとって、遊園地のアトラクションのひとつになる装置の開発は新しい挑戦でした。
直径5cmのラムネという見た目のインパクトだけではなく、”おいしく、かつ割れずに自宅まで持ち帰れるラムネ”を実現する必要があり、また、産業用機械をメインに作ってきた菊水製作所にとって、遊園地のアトラクションのひとつになる装置の開発は新しい挑戦でした。
開発当時の課題
テーマパークのワークショップとして「打錠の工程そのものをエンターテインメント化する」という、これまでにない試みに取り組む中で、機械的な課題だけでなく、エンターテインメントならではの課題が数多く発生しました。
特に印象的だったのが、次の3つの課題です。
装置としてはハンドプレスでの打錠作業を参考に、ご来園者様がハンドル操作を行うことで打錠機が動き、ラムネを圧縮する体験が出来るように設計、製作しました。また、ハンドル操作と映像演出を連動させることで、ご来園者様は自分の操作に合わせてラムネが徐々に圧縮されていく感覚を楽しむことができます。
その一つが、機械の内部がご来園者様から見えるように、あえて“むき出し”のデザインにしていることです。これにより、粉末を入れる様子や打錠されたラムネをその場ですぐに確認できるようになっており、ご来園者様にも”本物感(リアルさ)”を感じていただける工夫をしています。
また、打錠エリアには打錠機を操作するスタッフが作業中に手や体が入り込まないよう、安全対策として仕切りを設けています。
この仕切りは、ご来園者様から見える位置にあるため、安全性に加えてデザイン性も意識した仕様になっています。
さらに今回は割線が入っているため、錠剤全体としての強度バランスを崩しやすく、最適な打錠条件を見つけるのが難しいという課題もありました。
そこで、使用する顆粒をもとに150kNまで打錠可能なハンドプレスで繰り返し検証し、最終的に125kNでの成形が最も適しているという結論に至りました。
125kNで作ったラムネは、
特に印象的だったのが、次の3つの課題です。
- 1. ご来園者様が“感覚的に”打錠を体験できる仕組みづくり
- 2. 体験と学びを両立させる機械デザイン
- 3. 運搬強度と誤飲リスクを両立させる打錠条件の検証
1. ご来園者様が“感覚的に”打錠を体験できる仕組みづくり
このワークショップでは、「ハンドルを押すたびに手応えが増し、ラムネが圧縮されていく感覚を味わえるようにしたい」という、よみうりランド様のアイデアをもとに、ご来園者様が“打錠の感覚”を体験できる仕組みを取り入れています。装置としてはハンドプレスでの打錠作業を参考に、ご来園者様がハンドル操作を行うことで打錠機が動き、ラムネを圧縮する体験が出来るように設計、製作しました。また、ハンドル操作と映像演出を連動させることで、ご来園者様は自分の操作に合わせてラムネが徐々に圧縮されていく感覚を楽しむことができます。
![]() 押し下げるごとにエア圧が上昇しハンドルが重たくなる |
2. 体験と学びを両立させる機械デザイン
今回の機械にはワークショップの特性に合わせた工夫が多く盛り込まれています。その一つが、機械の内部がご来園者様から見えるように、あえて“むき出し”のデザインにしていることです。これにより、粉末を入れる様子や打錠されたラムネをその場ですぐに確認できるようになっており、ご来園者様にも”本物感(リアルさ)”を感じていただける工夫をしています。
また、打錠エリアには打錠機を操作するスタッフが作業中に手や体が入り込まないよう、安全対策として仕切りを設けています。
この仕切りは、ご来園者様から見える位置にあるため、安全性に加えてデザイン性も意識した仕様になっています。
![]() あえて打錠工程を見せるデザインに |
![]() 安全対策の仕切りにもデザイン性を持たせた設計 |
3. 運搬強度と誤飲リスクを両立させる打錠条件の検証
今回のワークショップで使用するラムネは、「運搬時に割れないだけの強度」と「誤飲リスクを高めない適度な脆さ」という、相反する要件を同時に満たす必要がありました。さらに今回は割線が入っているため、錠剤全体としての強度バランスを崩しやすく、最適な打錠条件を見つけるのが難しいという課題もありました。
そこで、使用する顆粒をもとに150kNまで打錠可能なハンドプレスで繰り返し検証し、最終的に125kNでの成形が最も適しているという結論に至りました。
125kNで作ったラムネは、
- ・運搬時に割れないだけの強度が確保できる
- ・割線がしっかり機能し、手で容易に割れる脆さが残る
- ・口へ入れたときに粉っぽさが残らず、適度な口溶けが得られる
- ・必要以上に固くならず、誤飲事故を防ぐために必要な“過度に硬くない状態”を維持できる
大きさ比較 ![]() 左:ワークショップにて打錠するラムネ 右:一般的なラムネ |
開発の成果と現在
こうした課題を踏まえて開発されたCRUX15Sは、現在よみうりランド様のグッジョバ!!「SPACE factory」内のワークショップ『リポビタンラボ ~リポ博士とヒミツの研究~』として、現在も多くのご来園者様にご利用いただいております。
一般的にはあまり見られない直径5cmの大きなラムネを自分で作り、持ち帰ることができる満足度の高いワークショップとなりました。
さらに、実際の錠剤製造に使われる構造を持つ打錠機をあえて”見える”デザインとすることで、ご来園者様に本物の製造工程を体感してもらえるのも大きな成果です。
ワークショップでは、人々を元気づける「ラ・ムーネD」を打錠機「ダ・ジョーン」とともに作り上げるというストーリーの中で、顆粒がどのような圧力で成形されるのか、なぜ割線が必要なのかといった本物の打錠工程に関する学びも自然と伝えられるようになりました。
現在では、ゲームの世界観と本物の打錠工程が融合した、エンターテインメント性と学びを兼ね備えた体験として、多くのご来園者様に楽しんでいただいております。
さらに、実際の錠剤製造に使われる構造を持つ打錠機をあえて”見える”デザインとすることで、ご来園者様に本物の製造工程を体感してもらえるのも大きな成果です。
ワークショップでは、人々を元気づける「ラ・ムーネD」を打錠機「ダ・ジョーン」とともに作り上げるというストーリーの中で、顆粒がどのような圧力で成形されるのか、なぜ割線が必要なのかといった本物の打錠工程に関する学びも自然と伝えられるようになりました。
現在では、ゲームの世界観と本物の打錠工程が融合した、エンターテインメント性と学びを兼ね備えた体験として、多くのご来園者様に楽しんでいただいております。
お客様プロフィール |
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| お客様名称 | 株式会社よみうりランド | |
| 所在地 | 〒206-8566東京都稲城市矢野口4015番地1 | |
| リンク先 | https://www.yomiuriland.com/gj/space/ | |
導入製品の仕様 |
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CRUX15S 強圧竪型成形機仕様
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特注仕様 |
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| 全固体電池 篇 | ラッピング製剤(製造装置) 篇 | テーマパーク 篇 |
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